スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ゴンダールの思い出 

ほんのちょっと長い話です。
お時間のある方だけどうぞ。。。

エチオピアのゴンダールという場所で、ひとりの爽やかな青年に知り合いました。
大抵女一人旅に声をかけてくるのはいかがわしい人ばかりなので、相手にしないのですが、
この時は彼が孤児院で働いていたこと、そしてとても勉学熱心だったので、
ついお話の相手になりました。

彼はマーケットで、川魚をあげたフライをおごってくれました。
私は払うといいましたが、おごると言って、聞き入れてくれません。
彼は最初から一口も食べませんでした。
私は固い骨の頭を残して食べていましたが、
彼は、「頭が一番おいしい」と残った頭を食べてました。

そして孤児院を案内してくれ、私の宿まで送ってくれました。
確か1人10円くらいの運賃、私の分もおごってくれました。
貧しい彼におごってもらえないと断わりましたが、頑として聞き入れず、、。
宿から、帰っていく彼を見るとバスにも乗らず歩いて帰っていました。
片道2時間以上かかる道のりを、、。

お土産に彼が作ったと思われる彼のクロスをくれました。
木を削り、キリストの絵が張り付けられたもの。

彼のプライドと清純な心にととても感激しました。






日本に帰ってきて、ある日その彼から手紙が、、。
海外に留学するためのスポンサーになってほしいという内容でした。

金額ははっきり覚えていないのですが、若かった私にはちょっと無理な金額でした。
そして、すこしがっかりしたのでした。
「なんだ、そういうことか、、」と。

途上国で家族もなく真直ぐに生きている彼がそんな思惑で私を接待していたとして、それは下心とは呼べない、真っ当な手段だと強く思います。
その当時の私ががっかりした気持ち自体が、途上国への幻想なのです。

まだ私も若かったんだなあと胸の痛い思い出です。

Comments

Comment Post















管理者にだけ表示を許可する

Trackbacks

Trackback URL
http://nyamiru.blog90.fc2.com/tb.php/61-4e5c96af

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。